としくにの渋家とか会社とかいろいろある

渋家とか会社とかいろいろある

社長日記7月前半

隔週で更新していこう。
 
 
 
最近、自分の能力というか『仕切る、回す』とは何だろうと良く考える。まあ概ねディレクター、プロデューサー、キュレーター、編集長などの事だ。
社内にしろ、渋家の次世代の子たちにしろ、ちょっとそのへんを無茶ブリし過ぎたなと反省している。
この能力だけはやはり知識と経験値がモノを言う。
もちろん才能もあるが、ある程度の知識と経験値がないと才能もクソもないなと。頼られる、頼る、信頼する、信頼される、信用する、信用しないみたいなことの絶妙なバランスで成立するポジションだなと。
まあこれがわからんやつがアイドルとかアーティスト潰したりするんだけどマジで殺気が湧く。
仕切りをやっていきたいひとは焦らなくていい。
むしろ経験や知識、人のコネをどれだけ増やしていくか、それがいいところまできて初めて仕切りをやった方がいい。
あとちゃんと失敗して怒られたりするのも必要だなと。
せめてその『知識』を少しでも共有ふるために8月くらいに言語化しようと思う。
 
話は変わって
近年のコミュニティがつぶれる理由として一番多いのって「責任転嫁」なんじゃないかと思ってる。会社だとかそういうのは関係なくコミュニティというのは善意で回すのを前提としていると僕は思っていて
その時に「だれのせい」だとか「自分のせいじゃない」とかっていう「責任転嫁」はコミュニティをつぶす。
責任というものはどんなことにも必ず存在していて、必ず誰かしらが責任をとっていく。責任転嫁をしていくとそれが一定の人間に集中していく。そうしてその人はパンクしそのコミュニティからいなくなる。いなくなるとまた次の責任集中する人が出てくる。そうやってどんどん人がコミュニティからいなくなっていく。
この状態が特に顕著に出てくるのはコミュニティが作られて2年くらい経ってからだ。
2年までは初期衝動とコミュニティが立ち上がった勢いで何とかできる。
2年以上コミュニティを続けるためにはどうあれこの問題を解決、修正していかなくてはいけない。
 
まあぶっちゃけた話、責任なんてもんは誰も取りたくないし、やりたくはない。
でも人が一定以上いるコミュニティと呼ばれる場所では仕方のないことなのだ。
どうしたってコミュニティには「責任者」と呼ばれる人間はいる。
大切なのはその責任者から少しでも責任を引き剝がしてあげること。
要は「それの責任は私です」って言ってあげることだ。恐らく概ね人って自分の責任かどうかはわかるはずなのでその時はきつくてもその責任者にその一言をいってあげること。
もしそれをわかってない人がいるのなら「それは君の責任では?」みたいなことを言ってあげる。逆に言われたらちゃんと飲み込む。
これが僕の思うコミュニティでの「善意」だ。
 
 
あーー、なんか長文書くとどうしても真面目なことになってしまうなぁ。
でも頭の中まとめるために書いてるってのもあるからいいかぁ。
 
とりあえず隔週で書いていこう。にゃすにゃす。